肛門皮垂(スキンタグ)
肛門皮垂(こうもんひすい)とは、肛門周囲の皮膚が伸びて、たるみやヒダのように残った状態です。英語では「スキンタグ(skin tag)」と呼ばれます。
皮垂そのものは良性の変化であり、症状がなければ必ずしも治療する必要はありません。
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肛門皮垂ができる主な原因
01.痔核(いぼ痔)の腫れのあと
痔核が腫れたり、肛門周囲に強い浮腫が生じたりした後、腫れが引いても、伸びた皮膚だけがたるんで残ることがあります。
裂肛(切れ痔)の繰り返し
慢性的な裂肛では、炎症を繰り返すことで裂肛の外側に皮膚の隆起が形成されることがあります。これは「見張りいぼ」と呼ばれ、肛門皮垂の一種としてみられます。
妊娠・出産
妊娠中や出産時には肛門に強い負担がかかり、痔核や肛門周囲の腫れを生じることがあります。その後、腫れが引いた際に皮垂として残ることがあります。

どのような症状がありますか?
肛門皮垂そのものには、通常、強い痛みはありません。しかし、皮垂の大きさや数によっては、次のような症状の原因になることがあります。
- 排便後に便を拭き取りにくい
- 汚れが残り、かゆみや皮膚炎を繰り返す
- 下着との摩擦が気になる
- 見た目が気になる
特に皮垂が複数ある場合や大きい場合には、肛門周囲のかゆみや炎症につながることがあります。
痛みやかゆみがなく、排便後の拭き取りにも困っていない場合には、無理に切除する必要はありません。
肛門皮垂は良性のため、症状がなければそのまま経過をみることができます。
治療について
放置しても問題ないケース
特に痛みやかゆみがなく、排便後の拭き取りにも困っていない場合は、無理に治療(切除)する必要はなく、そのまま様子を見て問題ありません。
治療(切除)を検討するケース
「拭き残しによるかゆみを繰り返す」「違和感が強くて日常生活のストレスになっている」という場合は、外科手術による切除が選択肢となります。
切除してもすぐ再発するケース
皮垂切除後に周囲が腫れてしまう場合、再度皮垂が出来ることがあります。
また体質的に皮垂が出来やすい方、根本的な原因である便秘やいきみを改善しないと皮垂が再度出来る場合があります。







