半世紀の実績を、次のステージへ。
このたび錦織病院では、肛門疾患診療の専門性をさらに高め、より質の高い医療を提供するため、院内に「錦織奈良肛門病センター」を新たに開設いたしました。
当院は開院以来、半世紀以上にわたり、奈良県において痔核(いぼ痔)・裂肛(切れ痔)・痔瘻(あな痔)・直腸脱など、さまざまな肛門疾患の診断と治療に取り組んできました。
当センターには、日本大腸肛門病学会の専門医・指導医、日本臨床肛門病学会の技能指導医が複数名在籍しており、これまで培ってきた豊富な診療経験と手術実績を基盤に、保存的治療から高度な外科治療まで、患者さん一人ひとりの病状に応じた専門的な医療を提供してまいります。
錦織奈良肛門病センターが大切にする3つの診療方針
① あらゆる肛門疾患をしっかり治し、肛門の機能を守る
痔核・裂肛・痔瘻・直腸脱をはじめ、さまざまな肛門疾患に対して、根治性と肛門機能の温存を両立した治療を追求します。
病気を治すことはもちろん、治療後の排便のしやすさや便失禁の予防など、患者さんの生活の質(QOL)まで考慮した診療を大切にしています。
② 肛門疾患だけでなく、大腸疾患も総合的に診断・治療する
肛門疾患の診療に加え、大腸がん・大腸ポリープ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)など、大腸疾患の診断と治療にも積極的に取り組みます。
必要に応じて大腸内視鏡検査などを組み合わせ、肛門から大腸までを一体的に評価することで、病気の早期発見と適切な治療につなげます。
③ 肛門機能を客観的に評価し、適切な診断と治療につなげる
便失禁や排便困難などの排便機能障害に対して、肛門内圧検査や排便造影検査などの専門的な検査を行い、肛門の機能を客観的に評価します。
検査結果を診断や治療方針の決定に生かし、薬物療法、排便指導、バイオフィードバック療法、外科治療などから、患者さんに適した治療を検討します。
半世紀の歴史を受け継ぎ、さらにその先へ
私たちが目指すのは、単に病気を治すだけではなく、「しっかり治すこと。そして、肛門の働きを守ること。」です。
長年にわたり積み重ねてきた診療経験と専門技術を次の世代へ継承するとともに、新しい知識や治療技術を積極的に取り入れ、さらなる診療の質の向上を目指してまいります。
奈良県における肛門疾患診療のさらなる発展と、地域医療への貢献を目指して、錦織奈良肛門病センターは新たな一歩を踏み出します。
今後とも、錦織病院ならびに錦織奈良肛門病センターをよろしくお願い申し上げます。







