5月16日、奈良県医師会館にて「第57回 奈良外科学会学術大会」が開催され、参加いたしました。
特別講演では、大阪公立大学医学部附属病院形成外科教授による『きれいにキズを治すための形成外科的アプローチ』と題した講演が行われました。
講演では、創傷治癒の基礎的メカニズムに加え、術後瘢痕を可能な限り目立たせないための縫合技術や創部管理、さらに形成外科領域における専門的再建手技について、豊富な臨床経験をもとに解説されました。
外科治療においては、疾患を安全に治療することが第一である一方、術後の整容性や患者QOLへの配慮も重要な課題です。創部の緊張を考慮した皮膚切開、適切な縫合層の選択、術後瘢痕形成を見据えた創管理など、細部にわたる工夫が術後成績に大きく影響します。
今回の学会を通じて、外科治療における「機能面」と「整容面」の両立の重要性を改めて認識いたしました。今後も学術集会や研究会を通じて最新の知見を継続的に学び、日常診療の質向上に努めてまいります。

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