6月13日に大阪市で開催された「第133回近畿肛門疾患懇談会」において、『当院におけるseton法の手術手技と治療成績』をテーマに発表を行いました。
今回の発表では、当院で過去約8年間に手術を施行した低位筋間痔瘻630例を対象として、seton法の具体的な手術手技と治療成績について報告しました。
痔瘻手術においては、単に病変を治癒させるだけでなく、術後の肛門機能をいかに温存するかが極めて重要です。当院では根治性と機能温存の両立を目指し、術後の排便機能にも十分配慮した治療を行っています。
発表では、当院が行っている手術の工夫に加え、再発率や合併症などの治療成績について紹介し、関西圏をはじめ全国から参加された肛門疾患専門医の先生方と活発な討論を行いました。
日常診療の中で積み重ねてきた経験や治療成績を学術の場で共有し、より良い治療へとつなげていくことは地域医療を担う医療機関の重要な役割の一つと考えています。
今後も奈良から最新の知見や当院の取り組みを積極的に発信し、肛門疾患診療の発展に貢献できるよう努めてまいります。







