2026年7月4日、岡山市で開催された第83回中四国肛門疾患懇談会において、「解剖と生理の理解に基づいた肛門外科手術」をテーマに講演を行いました。
講演では、肛門部の詳細な解剖学的構造や各種肛門疾患の病態に加え、排便機能を支える生理学的メカニズムについて、多数のスライドを用いて解説しました。
肛門外科手術では、病変を適切に治療することはもちろん、正常な肛門機能を可能な限り温存することが重要です。
そのためには、肛門の解剖を正確に理解し、排便や便失禁に関わる生理機能を十分に把握したうえで手術を行うことが、安全で質の高い医療につながります。
当日は、広島県・岡山県・愛媛県をはじめ、中国・四国地方で肛門疾患診療に携わる多くの専門医の先生方と、手術手技や機能温存、最新の知見について活発な討議を行うことができ、大変有意義な機会となりました。
当院では、日々の診療で得られた経験を学会や研究会を通じて積極的に発信するとともに、全国の専門医との交流を通じて最新の知見を取り入れ、より質の高い医療の提供に努めています。
今後も奈良から全国へ向けて、当院の診療・研究成果を積極的に発信し、地域医療と肛門外科診療のさらなる発展に貢献してまいります。







