内視鏡検査
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大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

当院では経験豊かな消化器内視鏡学会専門医のみが、月曜日~土曜日まで毎日大腸内視鏡検査を行っています(祝日を除く)。

大腸内視鏡検査とは、大腸と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、「ポリープ・がん・炎症」などを診断する非常に有用な検査です。
組織をとって診断したり(生検)、病変によっては内視鏡的に切除可能な場合もあります。

当院の麻酔を用いた苦痛の少ない大腸内視鏡検査の特徴

特徴1 麻酔を用いた苦痛の少ない大腸カメラ検査

当院では緊張と痛みを軽くするために鎮痛剤と鎮静剤を用い、リラックス状態で楽に受けていただけるよう検査を行っています。
専門医が年齢や既往症により薬の量を調整し、痛みや緊張に配慮しながら、短時間でかつ質の高い内視鏡検査を提供しています。

特徴2 前処置(腸管洗浄薬)が好みでチョイス可能

最も一般的に用いられる腸管洗浄薬は2リットルのものでニフレックです。
シンプルに服用するだけで腸管の洗浄能は良好です。
当院では同薬剤の服用が味や量の面から苦手な方には薬剤の内服量が少なく味も異なるモビプレップやサルプレップといった新しい腸管洗浄薬を導入しています。
前回検査で服用が辛かった方や内服の不安な方はご相談ください。
また自宅での服用、病院での服用、前日入院での服用を選んでいただけます。

特徴3 日帰りでの大腸ポリープ切除

大腸ポリープが発見された場合は拡大内視鏡を用いて精密に観察します。
ポリープの大きさ・形状などを考慮し切除が可能な場合にはその場で適切に内視鏡を用いて切除します。
ポリープがあった場合に切除を希望される患者様は前もってお伝えください。
・切除した場合、1泊2日の入院による経過観察を行っております。
・病変の大きさ・形状・個数といった医師の総合的な判断で、出血のリスクが少ない場合は、「日帰りでのポリープ切除」を行ないます。

特徴4 複数の消化器内視鏡専門医による検査と治療の重要性

当院では長年にわたり消化器内視鏡検査と治療に従事してきた複数の専門医のみが検査を行います。
複数の内視鏡医が常時在籍していることの重要性として、出血時等の緊急対応や内視鏡的粘膜切除術(EMR)といった高度な治療時には複数の内視鏡専門医を要します。
また高次医療機関とも十分に連携がとれており、検査で大腸癌や非常に大きいポリープが発見された場合は、ご紹介のうえ最適な治療を迅速に受けていただけるようにしています。

特徴5 当院の考える大腸ポリープ切除の安全性

当院では複数の消化器内視鏡学会専門医が常勤しており、高度な技術を安定して提供可能です。
入院施設であるためサイズの大きい病変でも、多くの場合は検査当日にポリープ切除が可能です。
また帰宅後に出血があった際にも病院・入院施設ですので、連絡していただき対応が可能です。
病院であり入院も可能であるメリットを最大限に活かした医療を提供したいと心がけています。

特徴6 前日入院希望の方

自宅が遠方の方や前処置の服用に関して心配な方は前日からの入院での検査が可能です。
また検査後の体調に不安がある方も入院での経過観察が可能です。
検査予約時にご相談ください。

大腸内視鏡検査を受けていただきたい方

  • 便潜血検査が陽性であった方
  • 40歳以上の方
  • 血縁者(3親等以内)に大腸がん患者がいる方
  • 血便のあった方
  • 貧血の方
  • 腹が張る、腹痛のある方
  • 下痢や便秘のひどい方

検査で発見できる病気は?

大腸内視鏡検査でわかることは、大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎(感染症や潰瘍性大腸など)、大腸憩室(けいしつ)症などがあるかどうかです。
単に「便秘」「痔」「下痢」からくる症状だろうと決めつけず、しっかりとした診断を行うことが大切です。

もし、ごく初期の大腸がんやポリープが見つかった場合、当院では、検査をしながら切除することができます。

便潜血検査でもわからない初期の大腸がんを発見できることも!

大腸内視鏡検査により、便潜血の検査でも見つけられない早期のがんを発見することができます。

大腸がんになりやすい40歳以上の方は、症状がなくても2~3年に1回は大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。

大腸内視鏡検査にかかる料金

  健康保険1割負担 健康保険3割負担 自費(自覚症状なし)
異常なし 約2,000円 約5,000円~6,000円 約20,000円
組織検査あり 約3500円~6,000円 約10,000円~17,000円 保険診療に切り替え
ポリープ切除 約6000円~8,000円 約20,000円~26,000円 保険診療に切り替え

金額には、投薬料や入院料などは含んでおりませんので、おおよその金額になります。
※ポリープ切除は、手術に該当します。ご契約内容によって、民間医療保険の手術給付請求ができることがあります。 

大腸内視鏡検査の流れ

STEP1検査当日

当日の朝は絶食です。

当日の起床後は色がついていない水分(スポーツ飲料等)は、飲んでいただいてもOKです。

検査当日は、鎮静剤を使用いたしますので、できるだけご自身での運転ではなく、送迎や公共交通機関をご利用ください。

STEP2検査前の事前準備

自宅で腸管洗浄液(下剤)を服用の患者さんは、起床後7時~8時頃から内服を開始してください。

病院での腸管洗浄液(下剤)を服用の患者さんは、朝8時半頃に来院してください。

STEP3大腸内視鏡検査

10時30分頃より、便がきれいになった人から順に検査着に着替えて、大腸内視鏡検査を始めます。
検査時間は15分程度です。

ポリープが発見された場合は、病変の大きさにより内視鏡的に切除を行っております。

STEP4術後回復

検査終了後、鎮静剤がさめるまで、回復室でゆっくりとお休みいただきます。

注意:鎮静剤を使用した場合、当日の車の運転は法的に禁止されています。

STEP5説明

医師より診察室で画像を見ながら行ないます。
当日は夕方4時30分過ぎから行ないます。
後日に受診予定がある方はその際にでも結果説明をいたします。

診療のご案内

  • 内視鏡外来(胃・大腸)
  • 肛門科
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  • 糖尿病・内分泌内科
  • 便秘・排便機能外来

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