おしりと胃腸のコラム
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ピロリ菌の診断方法

胃の中に生息するピロリ菌の感染は、慢性胃炎と胃癌の発生に関連しています。
詳しくは『ピロリ菌って? 感染してたらどうする??』のコラムを参照してください。
今回はピロリ菌の診断方法について書きます。
ピロリ菌の検査には内視鏡、血液抗体、便、呼気の4つがあります。
保険適応には、どの検査も胃カメラを行うことが必須となります。
【胃カメラ時の検査】胃の組織を採取し、顕微鏡でピロリ菌を確認する方法と、反応液で判定するウレアーゼ法があります。
【血液検査による抗ピロリ菌抗体測定】採血し て血液中の抗ピロリ菌IgG抗体を測定します。
便中ピロリ菌抗原測定法】 便中に含まれるピロリ菌抗原を測定すします。
【呼気試験】ピロリ菌が持つウレアーゼという酵素が尿素を分解する際に発生する二酸化炭素を呼気中に検出する検査です。一部の胃薬を服用中は測定できません。
これらの検査を組み合わせることで、現在のピロリ菌感染の有無について調べます。
ピロリ菌の除菌の方法については後日コラムにUPいたします。
ピロリ菌の感染が心配な方は当院へご相談ください。

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