おしりと胃腸のコラム
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手術の必要性や手術率は? ④直腸脱編

令和8年最初のコラムでは5回連載で、肛門の病気別の『手術の必要性』について説明していきます。

【直腸脱】

直腸脱とは、肛門から直腸が反転して脱出してくる病気です。

数センチの脱出から始まり、悪化すると10cm以上となる場合もあります。

高齢の女性が90%以上を占め、高齢化社会に伴い、その患者数は増加傾向にあります。

 

治療法は手術のみです。

手術には「お腹から直腸を吊り上げて背骨に固定する手術」と「肛門から治す手術」に2分されます。

当院では高齢の方によりダメージが少ない肛門からの手術を行っています。

詳しくはコラムの『直腸脱はどんな病気? 治療は??』の回をご参照ください。

 

肛門からの手術は、比較的身体へのダメージは少ないですが、様々な病気を抱えた高齢の方が多く、手術にあたっては注意すべき点も多々あります。

まずは心臓や呼吸器といった全身状態が低下しすぎている場合は手術が困難です。

血液が固まらない薬を飲まれている方で中止ができない場合、薬剤によっては手術が困難な場合があります。

また高齢の方では認知機能の低下している方も多く、入院中にさらに悪化する場合も有り、その際はご家族の付きそいを要することがあります。

以上のことを総合的に判断して手術が可能かどうか、個人個人の状態をみて判断していきます。

 

直腸脱は、薬剤や筋肉トレーニングなどでは改善せず、外科手術が必要です。

一方で高齢の方が多く、全身状態・認知機能・内服薬剤・社会的背景を総合的に判断して手術の適応を決めることも重要です。

直腸脱の症状でお困りの方は当院へご相談ください。

 

👉 錦織病院の直腸脱ページへ

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