7月26日に名古屋市で開催されました東海肛門疾患懇談会にて
『当院における坐骨直腸窩痔瘻に対する手術と治療成績』のタイトルにて、当院で行っている痔瘻手術に関する発表をしました。
坐骨直腸窩痔瘻の手術は、肛門科の中でも特に専門性が高い手術手技が必要とされています。
痔瘻を完全に治す「根治性」と肛門括約筋のダメージを少なくする「機能温存」の両者を意識した手術を行うことが大切です。
当院では術前より各個人の肛門機能を評価した上で、それに見合った手術を行っています。
学会では当院の「根治性」と「肛門機能温存」を重視した肛門手術手技に関して、熱心に聞いていただき、質問も沢山いただきました。
奈良県から全国へ当院の取り組みを、今後も学会や論文を通じて発信していきます。