日本大腸肛門病学会雑誌 直腸脱の特集号に論文が掲載されました。
本誌は日本の大腸肛門病学の中心をなす学会誌で、その特集号に全国から6名の専門医の一人として選抜していただきました。
本号は直腸脱治療に関してⅠ〜Ⅵまでの6項目に分けて論じる内容です。
タイトルは 『II.直腸脱に対するGant-三輪-Thiersch法─Leeds-Keio meshの使用─』とし、
直腸脱の経肛門的手術であるGant-Miwa +Thiersch法について、その歴史、変遷、術式のポイント、成績、問題点について詳細に述べました。
さらに当院が導入しているLeeds-Keio meshという人工靭帯を用いた手術法の手技と成績も加え、計10ページに渡り記載しました。
高齢化が進む日本において、今後増加の一途をたどるであろう直腸脱治療において本号が一助になればと思います。
これからも肛門外科分野の発展に貢献できるよう、奈良県より全国に、世界に、学会・論文発表を継続していきます。








