9月13日に奈良県橿原市で開催されました第17回奈良県肛門疾患懇談会に当院より多くの職員が出席しました。
本会では当院から3つの演題発表を行いました。
・佐々木義之医師が『 当院における低位筋間痔瘻も手術と治療』のタイトルにて、痔瘻手術に関する発表をしました。当院が重要視する肛門機能を考慮した痔瘻手術手技と治療成績の発表でした。
・錦織直人医師が『当院における便秘症の診断・治療概要』のタイトルにて、便秘症治療に関する発表をしました。肛門科診療と便秘症治療は様々な関連があり、これまで当院で経験した便秘症治療についての内容でした。
・岡野りさ看護師が『肛門周辺の剃毛における考察~ 統一した手技を獲得するために ~』のタイトルにて、手術時の術野管理に関する発表をしました。
日々の診療を行うなかで学会発表等を通じて、当院で行っている診断や治療の妥当性や有効性を検討し、更なる良い医療提供ができればと考えています。
学会では当院の痔瘻手術手技、手術時の看護業務、便秘症治療について熱心に聞いていただき、質問も沢山いただきました。
奈良県から全国へ当院の取り組みを、今後も学会や論文を通じて発信していきます。