10月9日にweb開催されました、IBD Web Seminarにおいて『Crohn病肛門病変に対する早期診断と根治を目指した手術』のタイトルにて発表しました。
クローン病は、日本においては約7万~10万人の患者数と推計されています。
日本人のクローン病患者さんの特徴は約半数~8割の方に肛門の病気をともなっていることです。
当院では肛門科の強みを生かし、クローン病の早期発見ならびに治療を積極的におこなっています。
今回の発表では、クローン病の早期診断、肛門外科手術と生物学的製剤等の内科治療の要点について約1時間の講演をしました。
日々進歩する炎症性腸疾患に対する薬物療法と適切な外科手術の組み合わせにより、肛門病変を伴うクローン病患者さんがより良い経過をたどっていくためにはどうすれば良いのか。
今後も奈良から当院の取り組みを学会、講演会、論文を通して発表していきます。