6月19日に開催されました第23回奈良県薬剤師セミナーに講師として招聘していただき、1時間半の便秘症に関する講演を行いました。
タイトルは『慢性便秘症治療における漢方薬の役割-便秘症治療ガイドラインから-』で、約70名の薬剤師の先生方がwebで参加していただきました。
便秘症について、
・便の硬さ(便中の水分量)
・腸の動き(蠕動運動)
・便秘による腹痛(便秘型過敏性腸症候群)
・直腸肛門の問題(便排出障害型便秘)
以上の4点に分けて、便秘症のメカニズムと治療について解説し、学んでいただきました。
講演終了後には多くの質問もいただき、充実した講演会となりました。
慢性便秘症で悩んでいる患者さんは非常に多いにも関わらず、十分な診断と治療が行われていないケースを多く見掛けます。
今後も日常診療ならびに講演・学会活動を通して、地域医療に貢献できればと考えます。
便秘症や腹痛でお困りの方は当院へご相談ください。