痔核(いぼ痔)の内科的な治療は、座薬や軟膏が中心です。
詳しくは「肛門に使う「軟膏・座剤・内服薬」について」のコラム回をご参照ください。
一方で内服することで、痔の症状である『脱肛・痛み・出血』の改善が期待される薬剤があります。
・ヘモナーゼ・・・たんぱく質分解酵素ブロメラインが炎症のもとを分解し、ビタミンEが血管を拡張して血流を改善、血栓を溶解します。 通常、1回1錠、1日3回服用します。血液凝固異常のある患者や、抗凝血剤を服用している場合は注意が必要です
・乙字湯(おつじとう)・・・便秘を伴ういぼ痔に用いられる漢方薬です。肛門周囲の血液循環を改善(駆瘀血作用)し、炎症を鎮めます。また、便を柔らかくして排便をスムーズにする作用もあります。
痔核の治療の基本は座薬と軟膏です、内服薬は補助的に用います。
一方で、軟膏や内服治療を3ヶ月程度行っても改善を認めない場合は、外科手術を考慮するタイミングです。漫然とした使用は病状の更なる悪化をまねく場合もあります。
肛門症状でお困りの場合は、専門医療機関である当院にご相談ください。

Type of Hemorrhoid flat vector illustration / Internal hemorrhoid






