今回は趣向を変えて、「入院中の食事」について書きます。
当院では入院中の食事について『こだわり』をもって提供しています。
当院では年間500件以上の手術を行っていますが、大半が肛門疾患や鼡径ヘルニアであり、元気な患者さんが多く、入院中は読書をされたり、貯まっていた仕事や勉強をされたり、ゆっくりテレビを見たりされています。
そんな入院生活において最大の楽しみが「1日3回の食事の時間!」と答える患者さんが当院ではとても多いです。
当院の食事は、なぜ美味しくて好評か?
答えは院長を含め、医師のほとんどが1日における3食とも入院患者さんと同じ食事を食べているからです。私達もほぼ毎日、病院食を食べていますので細かい味付けや盛りつけについても、厨房に適宜指摘を繰り返し、お店並みの味わいの病院食を提供できていると自負しています。
また器にもこだわりがあり、味気ないプラスティック容器ではなく、瀬戸物で提供しています。
また温かい食事は温かく、冷たい食事は冷たく提供することや、手術当日の夜食もお握りやウインナーといった食べやすい食事を出すように等の工夫も心掛けています。
これには厨房職員一同の頑張りが非常にあります。
物価高や人件費の高騰などありますが、今後も『美味しい入院食』を継続していければと考えます。