肛門を締まり具合や直腸や肛門の動きを測定する検査に肛門内圧検査(マノメトリー検査)があります。
肛門の中に直径約5mmの細い圧力センサーを挿入し、肛門を締めている肛門括約筋の強さなどを測定します。肛門に力を入れていない時の圧力(最大静止圧)と肛門を最大限に締めた時の圧力(最大随意圧)を測定し、肛門の締まり具合を客観的なデータで評価します。
また排便時の肛門の動きや反射を測定することも可能です。
検査時間は5分程度で、検査前の準備もいらず、痛みを伴うこともほとんどありません。
当院では便秘、便失禁、肛門手術時など、肛門内圧検査による肛門機能評価を積極的に行っています。
検査希望の方は外来にてご相談ください。